カッラーラの山の中
ラルド(英語読みだとラード)で有名な村、標高500mの
コロンナータ村へ
村に、、、、人が居ない・・・・・
なぜかといえば、あの大理石の洞窟でのコンサートに皆、出掛けてしまったようだ(笑)
とても静かな村で、何人かはすれ違ったのだが、
あら?今日は、コンサートが有るから、みんな居ないわよ~的な顔。
教会の手前にあるジャスミンの東屋
しっかり居座っていたのが この犬(^^)
近寄っても、身動きもしないので後ろ姿です。
教会の入り口にある大理石のレリーフ
AL CAVATORE(カバットーレへ)という題で、採石職人の労をねぎらって作られた物。
昔はこうやって大理石を切り出し、運んでいたという説明をストーリーにしてくれている。
爆破するよ~の合図にラッパを吹く少年
切り出した大理石を労働者が山から下ろす
そして牛が運ぶ
想像していた通りの作業なのだが、当時を考えると、全てが命がけである。
まさしく、採石職人の労を労わずにいられない。
そしてラルドを買いたいと言う杏さんの為に
お店に行ってみるが、、、、ディナーの時間だというのに閉まっている(汗)
そうなのです、みんなコンサートに行ってしまったかのようで村は、ひっそりとしていた。
本当に人の気配を感じられない。
ただ1軒、開いていた村の入り口のリストランテ。
ラルドとは?
豚の脂身に塩と香辛料を擦りつけ、熟成させたもの。
この村は、ラルドで有名で大理石の石桶で熟成させているということで、最高級品だそうです。
しかし、荷物の重量制限を背景にびびりまくっていてる私共・・・
杏さんは、小さめの物を購入。
すると、そこの店主さん
「お金は、いらないよ」とニコニコ言う。
ひゃ~~~~!!なんと親切!!この村の人達は、本当に親切です。
しかし、清く正しい日本人観光客の杏さんは、お金をちゃんと取って貰いました。
これから、この山に住む
彫刻家のオリヴィエロ氏宅へ
メリーとデメートラがお出迎え❤
オリヴィエロ氏のアトリエと住まいを見せてもらった。
築300年という住まい。イタリアの法律で、家のある所にしか家は建てられないそうで
ここもオリヴィエロ氏が、修復し、手直しして住んでいると言う。
疲れているのにオリヴィエロ氏は、キール・ロワイヤルのようなアペリティフを作ってくれ
尚且つ、ラルドのブルケスタまで用意して歓迎してくださいました。
画像、左上がラルドです。
そうか、これがラルドなのね。
初体験でございました。
ちなみにこの初体験は、オリヴィエロ氏の自家製というから、また、驚いちゃって
貴重なお味を体験させて頂きました。
あっ、デメートラは、相変わらずでした(笑)
帰り道、先ほどのお土産物屋さんの前は、車、車の大混雑。
皆さん、コンサートに向かうために集まってきたようです。
kazuちゃんやオリヴィエロ氏には、本当によくして頂いた旅でした。
有り難うございます。
明日は、イタリア最後の日です。